道路の安全と共に、50年。

弊社は道路の安全と災害から人を守る事を使命として、昭和41年創業しました。当初は、カーブミラー、道路標識、ガードレールといった安全施設を製作整備していました。昭和の終わり頃には、道路改良も一段落し安全施設の整備も全国に広がり整備率も高くなってきました。
そんな中、交通死亡事故は自動車の普及とともに右肩上がりに増加し死亡者は増える一方でした。同じ対処をしていても死亡者を減らすことは困難で何か新しい発想が必要でした。

私たちが考えるものづくり

年号が昭和から平成に代るころ、世の中にLEDを発光させることで、ドライバーに注意を喚起させる機器が出回り始めました。平成元年よりLED表示機の開発を開始し、その後H-1型 異常気象時道路情報板1号機を広島県に設置しました。広島県は全国でも上位の崩落危険のある急傾斜地を保有しています。普段何気なく走っている道路が大雨等により突然崩落してしまうのです。そんな道路を安全に利用していただくために道路情報システムの運用が始まりました。その後も行政機関の方の声に耳を傾け、人々が安全安心に暮らせる街づくりや道路利用を行えるよう日々新しい発想でシステム開発を行っています。

明日の笑顔のために

2016年には節目となる創業50周年を迎え、弊社は次の50年に向かって歩み始めています。時代がかわっても道路の安全と災害から人を守る事の使命を忘れることはありません。会社のモットーは「明日の笑顔のために」。

笑顔のないところに幸せはありません。職場や家庭、地域社会、全ての人が笑顔で暮らせる事を願っています。これからも日々変化していく道路に対応する新しいシステムを提案し、心豊かな社会と豊かな自然を次世代に残すための努力を惜しまず、子どもたちが安心して暮らせる未来を築くために邁進して参ります。

廣津 元基