気象関連システムとは
「気象関連システム」とは、積雪深自動観測システム、風向風速観測システム、視程計警戒システム、水位観測システムなど、各種気象・環境データをリアルタイムに取得する観測機器と、ソフトウェアで構成された総合システムです。データ収集・集計・利用等、自治体様のニーズに合ったシステム開発を行います。道路管理、防災対策、交通安全確保に欠かせない情報を提供し、迅速な判断と適切な対応を支援します。
積雪深計自動観測システム
雪に関連するシステム
レーザー計で敷地内の降雪深、道路面の圧雪深、路面温度と外気温、観測点によっては路面状態を計測し、サーバーが定時周期で各観測所の記録データを収集して管理するシステムです。
実績では自治体が提供するWEBサイトと連携して積雪データの公開をしています。



風向風速警報システム
風に関連するシステム
風向風速計を用いて風速情報を計測し、10分間の平均風速値が基準値以上に到達すると監視装置へ送信され警告するシステムです。基準値については各自治体や設置環境(陸上か海上)で異なります。表示機との連動も可能で、基準値到達すると自動で表示制御を行うこともでき、基準値以下まで下がれば元々表示していた語句へ自動で変更します。

橋梁警報システムとしても利用可能
風向風速制御装置は、橋梁に設置して、異常気象道路表示板などを利用し、「通行止め」の表示を出したり、遮断機に情報を送り、遮断機を閉鎖します。どの観測機器を利用するか、どの表示機を利用するかについては、橋梁の状況によって異なるため、自治体様のご依頼に沿う形を提案させていただきます。



視程計警戒システム
霧に関連するシステム
視程計(していけい)とは空気中の光の透過率や消光率を測定し、物体がどの程度の距離まで視認できるかを計測する機器です。霧が多い箇所に設置し、霧の濃度を機器に段階設定して設定値に到達すると機器が判定し、判定結果はネットワークを介して遠方に設置している監視装置へ送信します。
監視装置は受信したデータを基に処理し、表示機へ表示制御をするなどの処理を行います。



